この記事では「小学生以下」と「小学生以上」及び「小学生未満」という言葉の使い方について、解説します。
子どもが小学校での指示やお知らせを持ち帰った時、これらの言葉に戸惑った経験はありませんか?
例えば、「小学生以下無料」と書かれているイベントや、「小学生以上対象」とされる教室。これらの表現にはどんな意味が込められているのでしょうか?
そして、小学生はどちらに含まれるのか?この記事を通じて、これらの疑問を明確にしていきます。
小学生以下に入る子供の年齢
子供が「小学生以下」と分類されるのは、一般に12歳までを意味します。
この分類は、日本の教育システムに従っており、小学校の学年は6歳から始まり、12歳で終わる6年間の教育期間を指します。
そのため、「小学生以下」という言葉は、小学校に入学する前の6歳未満の子供から、小学校を卒業する12歳までの子供を含む範囲を示します。
この年齢範囲は、国の教育統計や地方自治体が発表するデータにも反映されており、年齢別の学齢人口を把握する際に参考にされます。
小学生以下に入る子供の年齢は12歳までです。
12歳までとは、12歳を含みます。
までについては別の記事にまとめましたので、こちらもぜひご覧下さい。
までとはいつまで!20日までとは20日含むのか?
「小学生以下とは」どんな意味?
〇〇以下とは、〇〇を含めてそれより下という意味です。
ですから、
「小学生以下」とは、小学生を含めてそれより下ということになりますから、当然小学生は含まれるということです。
生まれたばかりの赤ちゃんも、理屈の上では小学生以下にはいります。
年齢でいえば、
子供が「小学生以下」と分類される場合、これは一般的に12歳以下を意味します。
この区分は、日本の学校教育システムに沿っています。小学校は通常、6歳から始まり12歳までの6年間の教育期間を含みます。
そのため、「小学生以下」という表現は、6歳未満の幼児から12歳で小学校を卒業する年齢までの子供たちを包括します。
「いや違うだろう。小学生以下なら小学生は入るから無料になるだろう」
ありそうな会話ですが、
小学生であれば小学生以下に入りますから無料でいいんです。
「以下」の意味をまとめるとこうなります。
- 小学生以下とは:小学6年生~0才児。
- 中学生以下とは:中学3年生~0才児。
- 20歳以下とは:20歳~0才児。
- 千円以下とは:千円~1円。
「小学生以上とは」小学生を含む含まない?
〇〇以上とは、〇〇を含めてそれより上という意味です。
小学生以上とは、小学生を含めてそれより上ということですから小学生は含まれます。
「小学生以下」「小学生以上」といった場合、
小学生は、そのどちらにも含まれということです。
「小学生未満とは」どんな意味?
〇〇未満とは、〇〇に達していないという意味です。
小学生未満とは、まだ小学生になっていない、ということですから、小学生は含まれません。
小学生になる前の、幼稚園児~0才児が小学生未満になります。
「小学生未満無料」であれば、残念ですが小学生は有料となります。
「未満」の意味をまとめるとこうなります。
- 小学生未満とは:小学校入学前~0歳児まで
- 中学生未満とは:小学6年生~0才児。
- 20歳未満とは:19歳~0才児。
- 千円未満とは:999円~1円。
小学生以下を別のいいかたに変えることもできます
1.小学校6年生までの子供
2.小学校6年生までの児童
子供を表す表現は色々ありますが、一般的には下記のように使い分けられます。
幼稚園・保育園:園児
小学校:児童
中学・高校:生徒
大学・高等専門学校:学生
「以下」と「以内」の違いは?
- 以下とは、
その数も含めて、ある基準より下であること。 - 以内とは、
その数も含めて、ある基準の範囲の内であること。
を表します。
「以下」と「以内」では意味が違い、使われ方も違います。
- 10番以内の成績なら、
成績順位が1位から10位の成績になります。 - 10番以下の成績なら、
成績順位は10位から最下位の成績になります。
「以下」か「以内」かで示される成績結果はまったく違ってきます。
〇〇超とは、〇〇を含む?
「〇〇超」とは、
〇〇を超える、超過する、上回るという意味では、「〇〇以上」と同じなのですが、「未満」と同様に「〇〇」は含みません。
数式で表せば、
となります。
「以」という用語の意味
「以(い、もって)」とは、範囲、方向などの起点を示します。これより~の意となります。
- 以下:これより下
- 以上:これより上
- 以内:これより内
- 以前:これより前
- 以北:これより北
「以」という文字が使われていれば、そのものは含まれます。
ただ、例外的に、「以」という言葉がそのものを含まない場合があります。
以前という用語には注意が必要
以前とは、(基準の時を含んで)それより前です。
ただ何事にも例外はあるようで、
「以」という言葉がそのものを含まない場合があると思っています。
「令和」を含まない「平成」「昭和」に思いをはせます。
「以」は基準となる数値を含むのが普通ですが、例えば「明治以前」というときに、明治時代を除いて、その前をさす場合もある。
weblio辞書
引用元:weblio辞書
でも法律用語で「〇〇以前」を使う場合は、「〇〇以下」や「〇〇以上」と同じ意味で使われるといいます。
また、「◯日以内に」」とよく似た言い回しで、「◯日までに」があります。
「まで」については「まで」が含む範囲とは?にまとめました。
小学生以下無料のサービスはホテルにもあります
旅行では小学生以下無料を賢く使わないと、ずいぶんと損することになりかねません。
家族旅行で費用がかかるものといえば、やっぱり宿泊代ですよね。
そこで、なんとか子供料金をお値打ちにできないかと考えるのであれば、
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小学生以下の子供が、同じベッドに両親あるいは祖父母と添い寝するなら、子供の宿泊代は無料になるというサービスなんです。
宿泊代はもちろん、朝食も無料で利用できます。
その他、独自のサービスを用意しているホテルもあります。
小学生のお子様を連れての家族旅行には是非事前にチェックしたいサービスです。
全国のホテルを簡単チェック⇒
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など、どのホテルも全国にチェーン展開していますので、旅行プランにピッタリのホテルが見つかるのではないでしょうか。
あと、家族旅行とは違いますが、遠方での葬儀に小学生を連れて行く場合、欠席扱いされないで小学校を休める日数ってご存知ですか。
忌引で休める日数はコチラの記事にまとめました。小学校を忌引きで休める日数は曾祖母だと何日まで?
まとめ
小学生以下の年齢は、学年でいえば小学6年生ですから、
11歳 (誕生日がまだの人)~0歳
12歳 (誕生日を迎えた人)~0歳 です。
小学生は入ります。
(小学6年生~0才児までが該当)
小学生を含んでその上、ということですから小学生は入ります。
(小学6年生~)
小学生に達していないということですから小学生は入りません。
(小学生になる前の、幼稚園児~0才児が該当)
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