食洗機の洗剤残りって普通にあることなんですか?
食後の食器洗い担当の私にとっては水の冷たさが気になる季節になってきました。
節約など気にせず、お湯をジャカスカ使えばいいだけのことなんですが、どうしてもガス代がもったいない、と思ってしまうんですね。
そこで、「手洗いするよりもランニングコストが安い、しかもきれいに洗える」という食洗機を置かないかと妻に提案しました。
しかし、私の願いはむなしく「却下」の一声であきらめざるをえませんでした。
もちろん、「却下」の理由を根掘り葉掘りきき出しましたよ。
理由は二つでした。
洗剤が食器にプツプツ残ってしまうからイヤ!
引っ越す前の我が家には、ビルトインの食洗機があり、それを使っていた妻がいうのです。
食洗機をつかっている友人に聞いても、同じことをいう」
だから、
「あっても使わなくなった。たまに使っても、手洗いしたあとに、熱風で乾燥させるくらいだった。」
とのこと、
「使っていた本人が言うんだから、間違いない」とも、
その当時、まだ食器洗いを拝命していなかった私には、自分の経験からの反論ができず、あえなく撃沈・・・
たしかにそういう意見はネット上にもあるのですが、これは少数意見のようです。
洗剤が食器に残ることはないというのが、多数意見なのですが、我が妻にはそんなの関係ありません。
実体験から発せられる言葉が一番強いのです。
大事な陶器皿の縁に小さな欠けができた、二度と使わない!
「入れ方が悪かったんだろう」といったところ、
「そんなことはない、隙間を考えて入れてたから、入れ方の問題ではない」とピシャリとはねつけられました。
「そんなに大事なものなら、自分の手で丁寧に洗えばよかったんじゃないか」とはいえませんでした。
いえば、話があらぬ方向へいって長引くだけです。
いいたいことを、じっとこらえたほうが精神的に健康でいられることもあるのです。
これは今までの体験から生まれた処世術です。
食洗機に対する私の雑感
食洗機って、あれば便利なものだと思いますが、
従来の洗剤入れて、高圧の水流を食器に叩きつけるだけで汚れが落ちるなんていう過大評価はしていませんでした。
そんな手洗い派だった私が、食洗機をほしいと思ったのは(最近では、旦那のほうがほしがるんです・・・)
食洗機に使われる洗剤の成分が、通常の洗剤とは違うということを知ったからです。
これならきれいに洗えるんじゃないかと。
「まず、食洗機と手洗いとでは、使用する洗剤の成分が大きく異なります。手洗い用の洗剤は界面活性剤が主成分であるのに対して、食洗機専用洗剤には茶渋などを取り除く漂白剤、ご飯粒などのデンプンやタンパク質を分解する酵素、油汚れを浮かせるアルカリ剤などが配合されているんです」(藤山さん)
食洗機専用洗剤の成分が手洗い用の洗剤に配合されないのは、手荒れなどの原因になるため。食洗機専用洗剤は直接手に触れないからこそ、より汚れを落とすことに特化した成分配合が可能になるのだ。
引用元:「食器洗い」ですれ違う夫婦たち――家事は「マネジメント」の時代へ
だから、欲しくなったんですが・・・それはあきらめて
これからも、使わせていただいた食器は、合理的なお湯の流れの中で丁寧に手洗いをさせてもらっていく所存です。
合掌
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