仕事のやりとりで「返信遅くなってしまい、申し訳ありません」と言われたとき、
さて、どう返したらええもんかと、ちょっと考えてしまいますよね。
相手の気遣いを無下にせず、それでいてこちらも落ち着いている――
そんな印象を与える返しができると、お互いに気持ちよく仕事が進みます。
相手の状況を思いやって、柔らかく返すのが基本
ビジネスの場では、「大丈夫です」や「問題ございません」だけでは、
ちょっと味気なく聞こえてしまうこともあります。
一言添えて、「気にしていませんよ」「ご対応に感謝しています」
そんなニュアンスを入れると、やわらかく伝わりますな。
✔ こんな返し方はいかがでしょう?
- ご連絡ありがとうございます。ご対応いただき感謝申し上げます。
- ご多忙のところ恐縮です。内容、拝見いたしました。
- お忙しい中、ご返信いただきありがとうございます。問題ございません。
- ご丁寧にご連絡いただき恐縮です。今後ともよろしくお願いいたします。
かしこまりすぎず、でも軽くもなりすぎず――このバランスが大事。
ポイントは「今、返してくれたこと」に目を向けること
人間、どうしても「遅れたこと」にばかり気を取られがちですが、
「わざわざ返してくれた」という事実こそ、ありがたいものです。
その感謝の気持ちを言葉にできれば、きっと伝わりますよ。
書き方のコツは、かたすぎず・くだけすぎず
相手との距離感に合わせて、言い回しを選ぶのもひとつの配慮です。
とくに社内のやりとりでは、少しやわらかくしても問題ありません。
逆に社外なら、あまり砕けた表現は避けたほうが無難ですな。