年賀状を返さない友人や会社の同僚の心理ってどうなってるんでしょうか。
「こちらから新年の挨拶をしてるのに、おめでとうのお返し一言もないのは、どうして?」
普通そう思いますよね。
- 「なにか嫌われることしたのかなぁ~」
- 「迷惑に思われてるのかなぁ~」
- 「年賀状は送らないでほしいという、意思表示?」
- 家族写真の年賀状送ったから「うざい」
こんなこと考えてしまうことにもイラッとします。
どうして、人からもらった年賀状が無視できるのか、相手の気持を正しく理解出来ないまでも、せめて頭の中は覗いてみたいものです。
じん兵衛が、その独断と偏見で、年賀状を返さない人の心のうちをさぐり、あわせて今後の付き合い方を伝授します。
年賀状を返さないのはマナー違反?
会話で「新年おめでとう」と挨拶すれば、相手も「おめでとう、今年もよろしく」と挨拶を返してくれます。
当たり前のことであり、大人のマナーでもあります。
でも年賀状での挨拶にはそれが出来ない人がいます。
最初からそうなのか?途中からそうなったのか?パターンはいろいろでしょうが、返さない人の共通の思いは大きくわければ二つです。
年賀状を返すのが面倒くさいと思ってる
年賀状を返してこない人には二つのパターンがあります。
- 最初から返事がない
- お互いやり取りしていたのに急に来なくなった
初めて出した年賀状への返しがない場合
筆不精の人は基本的に「年賀はがき書くのは面倒くさい」と思ってるはずです。
しかし、その裏側には「別に返さなくていい相手だから」の思いがあります。
なぜって、送ってくれた人が好ましく思える相手なら、もらいっぱなしで放っておくことはしないでしょう。
お返しの年賀状が来ないのは、「面倒くさいし、別に出すこともない相手だなぁ」と思われているからです。
二人の間に好ましい関係が成立しておらず、相手から大切に思われてはいないということですね。
こんな相手に対して、
「元日に受け取っているはずなのに、寒中見舞いの返事もよこさないなんて、なんて非常識な人なんだ」と、イラつくのはばからしいです。
そういう人なんだと覚えて、お年玉付き年賀はがきの作成名簿から名前を削除しておけばいいんです。
他の同僚に「あの人から年賀状きた?」なんて聞くのも止めましょう。
新年の挨拶もこなくなり、返しの賀状もない場合
思い当たる喧嘩でもしてない限り、単に儀礼的な習慣に縛られるのがいやになったのかも。
会社の同僚なら正月明けにでも、「もう年賀状出すのは止めにした?」と軽い感じで聞くのもいいですね。
もしそうだと言ったら「それもいいよね、自分もそうしよう」ですみます。
返事の言葉を濁されても、サラッと受け流して住所録から消しておけばいいんです。
年賀状のやりとりをやめたいから、わざと返さない
遠方で普段の付き合いがない友人の場合、お正月のに年賀状はお互いの近況を確かめ合う一つの手段ともなっています。
高齢者ともなればなおさらです。
「まだ元気なんだ、自分もがんばらないと」なんて元気が出てきます。
今まで年賀状はだすもの・・・
そんな呪縛にしばられて、面倒と思いつつも毎年郵便局への協力してきたことに疲れた・・・
だからもうやめた、健全な判断かもしれません。
だったら「どなた様にも年賀状は 今年限りとさせていただくことにしました・・・」
と言ってくれればいいのに、それができない代りに、年賀状のお返しをしない行動に出た。
いずれにしても何も返事がないのは、年賀状をやめたい意思表示と受け取りましょう。
あれこれ考えず、こちらもやめればいいと思います。
出してない相手から年賀状をもらったらどうする
逆の立場になると、年賀状を返さない人の気持ちが想像しやすいですね。
マナーを大事にして、そこそこ良好な関係をたもちたい相手なら、なるべく7日までに返信の年賀状を送るのがベストです。
「賀状ありがとうございました」とあとから年賀状を出すのは気まずいものですが、放っておくのも失礼です。
相手もきっと、「どうして返事がないんだ?」とあなたからの便りがないことに、あれこれ不安を覚えることでしょう。
でも、
- 一度返したことで、毎年出すことになるのはイヤ
- どう思われても気にしない程度の関係だから出さなくてもいい
そう思うんだったら、無理して儀礼的な年賀状のやり取りはしませんよね。
年賀状を返さない人の気持もわかるというものです。
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