マンションで神棚を設置!方角より大切に考えたい場所とは!

つぶやき

今日は、神棚を設置する際、マンション内のどの場所や方角がいいのかについてのお話です。

結論から言うと、神棚を設置する際には、家相の方角にこだわるのはやめにしましょう、ということです。

方角よりも、もっと大切に考えていただきたいことがあるのです。

神棚をおまつりしようと考えているマンション住まいのあなた。

神棚を設置しようとする気持ちは大変素晴らしいです。

是非神様をおまつりして下さい。

でも、いざ神棚の場所や位置を決めようとすると「ここだと・・・だし、あっちだと・・・だし、う~ん どうする・・・」

スッキリと決められないのではないですか?

本やネットでいくら調べても、家相学的に最上の場所、方角についてはどれも同じことが書かれているものです。

部屋の間取りや方角なんてそれぞれ違ってあたり前ですから、今のあなたの住まいにドンピシャで参考になるものはまず見つからないと思ったほうがいいです。

そこで、

同じマンション住まいのじん兵衛が、どうやって神棚を設置する場所を決めたのか・・・

少しでもあなたの参考になればと思い、引っ越し当時のドタバタ劇を話します。

神棚の位置は消去法で決めた

じん兵衛は、長年住み慣れた一軒家から中古のマンションへと転居しました。

それまでの家では、神棚を置き神様をおまつりしていたので、マンションへ引っ越す際には、部屋のリフォームとともに、新しい神棚を設置することを決めていました。

しかし、一度神棚を設置した経験があるとはいえ、新しい住まいとなると、部屋の使い勝手も違ってきますから「はい、ここに神棚をつけてね」なんて簡単にはいきませんでした。

だいたいが、家具が何もないのですからどこもかしこも広々としています。

エアコンも取り外して付いてませんでしたから、どこの壁にも神棚は付けられそうなんです。

しかし、神棚と家具の配置バランスは考えておかないといけません。

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以前に神棚を設置した時の反省点をいかす

神棚は、あなたも調べられたように家相学的には、家の中心に磁石を置き、西北の方位となる場所に、南または東に向けて設置するのが最上だとされています。

ですから以前の住まいは、それに従って西北方位の場所に南に向けて神棚を設置していました。

でもその場所は寝室にしている部屋だったのです。

  • 昼間はほとんどいません。
  • 南からのお日様の光が部屋を明るくすることもないです。
  • 冬は暗くて寒いです。
  • 静かといえば静かですが、寂しいといえば寂しいです。
  • 誰かを招き入れる部屋でもないですから、特に気の利いた調度品もおかず、ちょっと乱雑になっている感じ?

正直、方角にとらわれすぎて、神様にいてもらうにはふさわしくない場所を選んでしまったのではないのか、という思いがありました。

それでマンションでは、たとえ方角が最上であっても、寝室には神棚を付けないと決めていました。

神棚をまつりたくない場所をピックアップ

どこに神棚を付けようかと考えたとき、

まずは、自分の気持として「この場所には神様をお招きしたくないなぁ」という所を選びだしました。

ちなみに、じん兵衛の住むマンションの部屋は、縦長の長方形になっています。

ほぼ真北を向いており、中央に玄関入り口があって、南にベランダというごく一般的といえる間取りだと思います。

そんな間取りの中で、具体的には、次のような所をふさわしくない場所としました。

  • トイレや風呂場の側。
  • 台所に近い場所。
  • 神棚の下が通り抜けになる場所。
  • 玄関入り口からみえる場所。
  • 仏壇と向かい合わせになる場所。
  • 寝室。

こうやって神棚を設置したくない場所を決めていくと、おまつりできる場所というのが限られてきました。

候補にあがった設置場所は、

  1. 書斎として本棚やパソコンを置く自由部屋。
  2. 仏壇を置く和室。
  3. リビング。

の3ヶ所のみでした。

神棚を設置するうえで大切にしたかったこと

神様に喜んでもらえる場所であり、
家族にとっては、神様から見守っていてもらえる拝礼のしやすい場所。

そんな場所に神棚を設置したいと思いました。

神様に来ていただけるのですから、気持ち良くくつろいでいてもらえる場所を用意したいですよね。
いつもご機嫌よく神棚に鎮座していてもらいたいです。

となると、

お日様が入る明るい場所。
家族がいつもいて、くつろいだ時間を過ごしている場所。

これらを考慮して検討すると、

書斎として本棚やパソコンを置く自由部屋は、
じん兵衛だけは長時間過ごしますが、北に面しているせいでやはり暗くて寒く、くつろげるという場所ではないのでふさわしくない。

仏壇を置く和室は、
壁に神棚を設置できるだけのスペースがとれないから物理的に無理。

リビングは、

南に面しているだけにお日様は入ってくるし明るくて温かい。
いつもテレビを見て楽しく過ごす空間であり、子供、孫が来てくれれば皆んなのにぎやかな声に満たされる空間となります。もう、リビングこそが、神棚を設置するのにピッタリの場所なんです。

あとは、リビングの西側の壁に付けるか、北側の壁の部分に付けるかの二者択一となりました。

正直ここは迷いました。

西側の壁に、東に向けて設置すると神棚の収まりはいいのですが、台所を向く形となるのが気になります。

取り付けるエアコンの位置を気にしなければ、もう少し南寄りにしてもいいのですが・・・やはり気になるからダメ

一方、北側の壁に付ければ、ベランダを通して南を向く形となります。

で、大工さんは、「神棚は伊勢神宮の方に向けて設置するのがいいですよ」といいます。

といわれたところで、そんなに上手くいくものではないですが、東に向けるよりは南に向けたほうがお伊勢さんの方角に近づくのは間違いなし。

最後は、大工さんにも気持ちよく神棚を付けてもらうため、北側の壁に南を向けて設置してもらいました。

いまは、リビングに神棚を設けて本当に良かったと思っています。

毎朝、ちゃんとお供えをし真心を込めておまつりしています。

>>神棚へのお供え物の配置の方法はこうすればいいですよ!

おわりに

神棚をどの位置に付けようかとお迷いなら、

方角も大事ではありますが、

一番には、一家団欒(だんらん)の時を過ごす部屋に設置できないかを検討されてはいかがでしょうか。

神様はみんなの笑顔、笑い声をとても喜ばれるんです。

ただ方角がいいというだけで、みんなと離れた場所にポツンと神棚をまつるのは考えものだと、じん兵衛は思っています。

あと、神棚を付けて御札を入れておくだけでおしまい、

なんてダメですよ。

せっかくお招きした大事な神様を、なんのおもてなしもせず奥座敷にただ祀り上げておくなんてことはしないで下さい。

怒らせると、神様は怖いですよ。

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