レストランでのテーブルマナー。
身内や気心の分かっている仲間同士
とでなく、正式な場としての食事では、
ナプキン一つも上品に扱いたいものです。
あなたはナプキンを上品に扱って
いるといえますか？
正式なナプキンの扱い方ってあるの？
席に案内されると、まず目にはいるのは
ナプキンです。
このナプキンを上品に扱うためには、
いつ膝の上に広げたらよいのでしょう。
１０人に聞けば、１０通りのこたえが返って
きそうです。
でも、共通しているのは、
注文の前にかけるのは、早すぎ
料理が来てかけるのは、遅すぎ
のようです。
そう考えると、最初に食前酒を注文した
あとに広げるのが無難なようです。
そもそもナプキンの役割ってなに？
ナプキンは唇や指先の汚れをふき、
食事中の衣服を汚さないためのものです。
ですから、汚れと一緒に口紅がつくことは
一向にかまいません。
着物のときはナプキンを胸元に挟んでも
かまいません。
ナプキンハンガーで首からナプキンを下げ、
汚れを防ぐ人もいるそうです
ナプキンの広げ方
少しずらして二つ折りにする。
輪になったほうを手前にして膝の上に載せる
というのが一般的ですが、三角に折って使用
したり、広げておいてもかまいません。
ナプキンの使い方
口を拭くときはナプキンを引き上げて
、折ったほうの内側で拭きます。
ちなみに拭くタイミングとしては、
ワインを飲む時が多いです。
口にお肉の油分などが残っていると、
ワインの風味を落としてしまうため、
飲むときは口の周りを拭くのです。
食事が終わり席を立つときのナプキンのおき方
使ったナプキンをキレイにたたみすぎると、
出された料理がおいしくなかったという
意思表示にとられてしまうことがあります。
クシャクシャすぎてもいけませんが、
無造作に自然な状態でテーブルの上に
おいておくのがマナーです。
たたむのを忘れてしまったほどおいしかった、
という意味になるそうですよ。
置く場所は、デザート皿の右側上方、
お皿が下げられていても右側におきます。
食事の後のテーブルにさり気なくおかれた
ナプキンで、
あなたのマナーの良し悪しがわかると
いいます。
たかがナプキン、されどナプキン
ナプキンはスマートに扱ってください。
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