「宅配ボックスがいっぱいで入れられませんでした」——そんな通知、ありますよね。今回は、満杯のときに荷物はどうなるのか、各社の扱いの違い、今すぐできる対策をわかりやすくまとめます。
満杯のとき荷物はどうなる?基本の流れ
宅配ボックスが満杯だと、配達員は「置き配の可否」を確認し、不可なら「持ち戻り(不在票)」→「再配達受付」へ進むのが一般的な流れです。管理会社設置型でも住戸専用型でも、原則は同じです。
置き配可:指定場所へ配達される
事前に置き配を許可している場合は、玄関前や宅配ボックス付近など指定場所へ配達。写真つき通知で受け取りが分かるサービスもあります。
置き配不可:営業所へ持ち戻り+不在票
置き配不可なら、荷物はいったん持ち戻り。不在票やアプリ通知から再配達日時・受け取り場所(宅配ボックス再試行/宅配ロッカー/営業所受け取り等)を指定します。
「再配達」よりラク:受け取りをスムーズにする3つのコツ
宅配ボックスが満杯になりやすい物件でも、受け取りの手間は減らせます。次の3つを整えておくと失敗が激減します。
1)置き配ルールを明確にしておく
各社アプリ(ヤマト・日本郵便・佐川など)で置き配場所を登録。雨濡れを避けたい・盗難が心配などの希望もメモに残すと運用が安定します。
2)時間帯の予約・指定を活用する
夕方〜夜は満杯になりがち。午前中指定や平日日中の受け取りにずらすと、ボックス空きと重なりやすくなります。
3)別ロッカー・営業所受け取りを事前許可
マンション外の宅配ロッカー(PUDOなど)や営業所受け取りを「第2候補」として登録。満杯時でも自動ルートが取りやすくなります。
よくある疑問:宅配ボックス運用の注意点
トラブルを避けるためのポイントを簡潔にチェックしましょう。
サイズ・温度管理が必要な荷物はどうなる?
冷蔵・冷凍や高額精密品は宅配ボックス不可のことが多いです。事前に時間指定・対面受け取りに切り替えましょう。
解錠カード・暗証番号の入れ忘れ対策
住戸専用ボックスは解錠情報の管理ミスが遅延の原因。家族共有メモ・スマホの安全なパス管理を徹底しましょう。
盗難・誤配のリスクを下げるコツ
人通りの少ない側へ置き配指定、宅配ボックス周辺の照明確保、配達完了写真付き通知のONが有効です。マンションなら管理会社へ照明増設を相談も◎
今日のまとめ
宅配ボックスが満杯なら「置き配→持ち戻り→再配達」の順で処理されるのが基本。各社アプリ設定(置き配場所・時間帯・受け取り先第2候補)を整えておくと、次回からグッと楽になります。
じんさんのひとこと:夕方は満杯になりがち。午前中指定に変えただけで、うちでは再配達が半分以下になりましたよ。

