御中を英語ではどう書いて外国の会社宛に手紙をだせばいいのか?

御中 様 殿

日本では会社宛、や組織宛の手紙には宛名の
下に様ではなく御中をつけるのが常識なの
ですが、

英文のビジネスレターをかくときには、
この御中ということばを、英語でどう表現
したらいいのでしょうか?

この記事では、以前、米国からきている
ビジネスマンに教えてもらった話を
ご紹介します。

英文レターで御中に相当する表現とは

メールや封書によく使われる一般的な書き方
で、相手側の担当者名がわからないときには

For the attention of: 部署名
Attention (Attn): 部署名

これで充分です

使用例

部署名を付ける場合は、
「Attention:」をつけますが、
社名と住所の間につける方法と、

住所から1段下げて記載する2つの方法が
あります。

ABC Tradingu Co., Ltd.
Attention:Personnel Department—(部署名)
136 FIRST AVENUE —(番地・町名)
NEW YORK, NY 1234 —(区・市名・州名・郵便番号)
U.S.A. —(国名)

あるいは、

ABC Tradingu Co., Ltd.
136 FIRST AVENUE —(番地・町名)
NEW YORK, NY 11234 —(区・市名・州名・郵便番号)
U.S.A. —(国名)
Attention:Personnel Department—(部署名)

そもそも、英米には、会社名や団体名に敬称をつける習慣がない

やはり外国は個人主義なんでしょうか、
手紙は誰か担当者あてにだすものだと
しています。

誰あてにきているのかがわからないような
手紙には関わりたくないのでしょう。

誰にも関心をもたれることもないような、
そんな手紙は、開封もされないで放置
され続け、最悪くずかごにポイッてこと
もありえるようです。

Attention以外にDearもよく使われます

個人宛なら、

男性には Dear Mr.個人名
女性には、Dear Ms.個人名

性別がわからなければ、

Dear Sir or Madam

宛名を役職名にするなら、

Dear Human Resources Manager
(人事部長 様)

部署名や団体を宛名にすることもできます。

Dear Sales department
(営業部 御中)

複数の関係者宛なら

Dear Customers
(お得意様 各位)

To Whom It May Concern
(関係者 各位)

など、

日本語では、宛先の書き方によって、
様、御中、各位などと使いわけますが、

英語ではその必要がなく、

ほとんどすべてのケースを「Dear」
の一語ですませることができると
いいます。

まとめ

英語では、日本語の「〇〇株式会社 御中」
というような、会社名や団体名だけを宛名
に表記する書き方はしません。

個人名なり、役職名なり、部署名なりを
表記するのがマナーとなっています。

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