やあやあ、じんさんです。
日本の昔ばなしって、子どものころに誰でも一度は聞いたことがあるもんだけど、よーく考えると「それ、どういうこと?」ってツッコミたくなる話が多いんだよね。
今日はそんな昔ばなしの「へぇ〜!」な豆知識を、じんさんが紹介していくよ。思わず誰かに話したくなるネタ、いっぱい持って帰っていってくださいな。
桃太郎|犬・猿・キジの家来は実は意味あり!?
桃太郎の話は、日本でもっとも有名な昔ばなしのひとつ。でもその中には、あまり知られていない由来や意味があるんです。今回は桃から生まれた理由や、家来が犬・猿・キジの理由、鬼ヶ島の場所についての豆知識を紹介します。
桃から生まれたのはなぜ?
桃って、昔から「不老長寿」「魔除け」「縁起物」ってされてた果物。だから、桃から生まれる=スゴイ力を持った子ども、ってイメージだったんだね。
犬・猿・キジのメンバーは偶然じゃない!?
桃太郎の家来が「犬・猿・キジ」なのは、昔から不思議に思われてきたポイント。実はこれ、「犬猿の仲」という言葉があるように、もともと仲の悪い動物たちが協力する姿を描いたとも言われています。
また、一部では「鬼門封じ」に関係ある説もあるんだけど、干支(えと)の位置でいうと、 ・申(さる)は南西(裏鬼門)
・戌(いぬ)は西北
・酉(とり)は西
と、実際には少しズレがあるんだな。だから「鬼門封じ説」はあくまで後付けの俗説みたいなもんらしい。むしろ、犬・猿・キジって、山や村にいる身近な動物で、子どもたちにわかりやすいから登場したのかもしれないね。
鬼ヶ島のモデル地はどこ?
有力候補は岡山県の「鬼ノ城(きのじょう)」や香川県の「女木島(めぎじま)」あたり。観光地としても人気なんだよ。
かぐや姫|月に帰った理由はいろいろ説あり
かぐや姫の物語は、幻想的でちょっと切ないお話。でもその背景には、日本古来の信仰や文化が隠れています。今回は、不老不死の薬の意味や月の世界についての面白い説を紹介します。
不老不死の薬を捨てたのはなぜ?
帝(みかど)がかぐや姫からもらった不老不死の薬。でも彼は「姫がいないこの世に未練はない」ってことで、富士山の頂上で燃やしちゃったって話。そこから「富士山」の名前や「煙が立ちのぼる伝説」が生まれたとも。
実は竹取物語の「月の世界」=仏教の理想郷?
月は「浄土」や「悟りの世界」を象徴してるって説もあるんだよね。恋愛禁止の世界から来た姫…なんか寂しい話だねぇ。
一寸法師|打ち出の小槌で大きくなるのは後付け!?
一寸法師といえば「小さな体で大活躍」が魅力の昔ばなし。でも実は、現代のイメージとはちょっと違う元のストーリーがあったんです。その違いや打ち出の小槌の秘密に迫ります。
原作では「身長アップ」はない?
実は最古の話では、一寸法師は大きくならないまま、勇気と知恵で出世しただけってパターンもあるんだ。
打ち出の小槌の正体は?
元々は「お金や宝物を出す道具」って位置づけ。
「願いが叶う魔法アイテム」になったのは、もうちょっと後の話だね。
浦島太郎|玉手箱の中身は宝物だった!?
浦島太郎の話は全国的に知られていますが、実はバージョン違いが多いのが特徴。今回は、特に玉手箱の中身についての意外な説を紹介します。
玉手箱=老化ガスは江戸時代の演出!?
古い話では玉手箱は「宝物」「衣装」「幸運の象徴」って扱いだったんだ。白い煙でおじいさんに…は、わりと新しい設定。
詳しく知りたい人はこちら!
👉 浦島太郎の話ってどんなあらすじ?昔ばなしの不思議を探ってみよう
つるのおんがえし|織った布の正体はなに?
つるのおんがえしは、昔から愛されている心あたたまる話。でも、あの布が何だったのか、なぜ秘密にする必要があったのかは、知らない人も多いはず。今回はそのあたりの豆知識を紹介します。
あの美しい布は「鶴の羽」
鶴が自分の羽を抜いて織った布だったんだね。そりゃ命がけだわ。しかも「覗かないで」と言われて覗いちゃうパターン、昔話あるあるだね。
実は世界にも似た話が?
西洋にも「白鳥の王子」という似た話がある。どこの国でも「秘密を守る大切さ」ってテーマはあるんだね。
かさじぞう|優しさが生んだ奇跡の物語
かさじぞうは、日本人の「思いやり」の心を伝える昔ばなし。でも地方によっては意外な違いがあるんです。今回はそんなバリエーションや、教訓的な意味について紹介します。
そもそも「笠」じゃないパターンもある!?
地方によっては「よだれかけ」や「布」を被せてあげるバージョンもあるんだって。お地蔵さんへの優しさが報われる、昔ながらの教訓話だねぇ。
まとめ|昔ばなしは大人が聞いても面白い!
昔ばなしって、子どもの頃は「ふーん」で終わってた話が、大人になると「なんで?」とか「へぇ〜」って思うことばかり。
日本の文化や知恵がいっぱい詰まってるから、たまには昔ばなしの世界に帰ってみるのもいいもんだよ。
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