親戚の葬儀で学校を休むとき、「これは欠席になるの?」「忌引きとして扱ってもらえるの?」と迷うことがありますよね。この記事では、学校を休む理由が親戚の葬儀だった場合に、欠席扱いになるケースと忌引き扱いになるケースの違いを、やさしく整理します。
親戚の葬儀で学校を休むと欠席扱いになる?
親戚の葬儀で学校を休む場合、学校が忌引きとして認めれば、通常の欠席とは別扱いになることが多いです。ただし、どの親族まで忌引きの対象になるかは学校によって違うため、最終的には通っている学校への確認が必要です。
忌引きとして認められれば欠席とは別に扱われることが多い
学校では、家族や親族が亡くなったときの休みを「忌引き」として扱うことがあります。忌引きとして認められると、病気や私用で休む通常の欠席とは分けて処理されることが多いです。
そのため、親戚の葬儀で学校を休むからといって、必ず通常の欠席扱いになるとは限りません。まずは学校へ事情を伝え、忌引きとして扱われるかを確認しましょう。
学校へ連絡しないと通常の欠席になることもある
葬儀に参列するための休みでも、学校へ連絡しないまま休むと、事情が伝わらず通常の欠席として扱われる可能性があります。
急なことで慌ただしい時期ですが、できるだけ早めに「親戚の葬儀で休むこと」「忌引きとして扱われるか確認したいこと」を学校へ伝えておくと安心です。
「親戚なら必ず忌引き」とは限らない
注意したいのは、親戚の葬儀であっても、すべてが必ず忌引きになるとは限らない点です。学校の規定では、父母、祖父母、兄弟姉妹、曾祖父母、おじ・おばなど、続柄ごとに日数が決められていることがあります。
一方で、いとこや遠い親戚の場合は、忌引きではなく家庭の都合による欠席として扱われることもあります。「親戚の葬儀」とひとまとめにせず、亡くなった方との続柄を学校に伝えることが大切です。
忌引きと通常の欠席は何が違う?
どちらも学校を休むことに変わりはありませんが、忌引きと通常の欠席では、学校での扱いが異なる場合があります。ここを知っておくと、必要以上に不安にならずにすみます。
忌引きは親族の不幸による特別な休み
忌引きは、親族が亡くなったときに、通夜や葬儀への参列、家族との時間のために学校が認める特別な休みです。学校の規定に当てはまる場合、通常の欠席とは別に記録されることがあります。
ただし、忌引きの日数や対象となる親族の範囲は、全国で一律に決まっているわけではありません。学校や自治体、私立校の規定によって違いがあります。
通常の欠席は病気や家庭の都合で休む場合
通常の欠席は、体調不良や家庭の事情などで学校を休む場合に使われる扱いです。葬儀で休む場合でも、学校の忌引き規定に当てはまらない場合は、通常の欠席として扱われることがあります。
大切なのは、「葬儀だから必ず忌引き」と思い込まないことです。学校へ確認すれば、忌引きになるのか、通常の欠席になるのかを案内してもらえます。
高校では欠席日数だけでなく欠課時数にも注意する
高校の場合は、通常の欠席か忌引きかだけでなく、科目ごとの欠課時数も気になるところです。学校によっては、1日休むことでその日にある授業ごとの扱いを確認する必要があります。
特に、すでに欠席や欠課が多い場合、定期テストや単位が心配な場合は、担任の先生へ早めに相談しましょう。
親戚の葬儀で忌引きになるかは何で決まる?
親戚の葬儀が忌引きとして扱われるかどうかは、主に「亡くなった方との続柄」「学校の規定」「必要な日数」の3つで判断されます。
亡くなった方との続柄
学校に連絡するときは、「親戚が亡くなりました」だけでなく、子どもから見てどの関係にあたるのかを伝えるとスムーズです。
たとえば、祖父母、曾祖父母、おじ・おば、いとこでは、学校での扱いが異なることがあります。続柄が分かれば、学校側も忌引き規定に照らして判断しやすくなります。
学校や自治体の忌引き規定
忌引きの対象や日数は、学校や自治体の規定で決められていることがあります。公立学校と私立学校でも、扱いが異なる場合があります。
生徒手帳、学校生活のしおり、学校のホームページなどに記載されていることもありますが、見つからない場合は担任の先生や学校事務室に確認しましょう。
通夜・葬儀・移動に必要な日数
葬儀が近くで行われるのか、遠方で行われるのかによって、必要な休みの日数は変わります。遠方の場合は、通夜や葬儀の日だけでなく、移動日が必要になることもあります。
学校へは、「〇日の通夜と〇日の葬儀に参列するため、移動を含めて〇日休ませたい」と具体的に伝えると、相談しやすくなります。
続柄ごとの忌引き日数はどれくらい?
忌引き日数は学校や自治体によって異なりますが、公開されている学校・自治体の資料を見ると、続柄ごとに日数を分けている例があります。ここでは、あくまで参考例として整理します。
公開資料で見られる忌引き日数の例
以下は、自治体や学校が公開している忌引き日数の一例です。同じ続柄でも学校によって扱いが変わることがあるため、この表だけで判断せず、実際には通っている学校へ確認してください。
| 資料の種類 | 父母 | 祖父母 | 兄弟姉妹 | 曾祖父母 | おじ・おば | 補足 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 自治体の案内例 | 7日 | 3日 | 3日 | 1日 | 1日 | 遠隔地の場合は往復日数を加算できる例があります |
| 東京都立府中東高校「忌引届」 | 7日 | 3日 | 3日 | 1日 | 1日 | 遠隔地の場合は往復日数を加算できる例があります |
| 大阪府立成城高校「忌引届」 | 7日以内 | 3日以内 | 3日以内 | 1日 | 1日 | いとこなどを1日としている例もあります |
このように、父母は7日程度、祖父母や兄弟姉妹は3日程度、曾祖父母やおじ・おばは1日程度としている例があります。ただし、これは全国共通の決まりではありません。学校ごとに規定が違うため、必ず確認するようにしましょう。
参考までに、自治体の案内としては、高崎市の忌引日数についてで、続柄ごとの忌引き日数の例を確認できます。
親戚の範囲によって扱いは変わる?
親戚といっても、祖父母、曾祖父母、おじ・おば、いとこなど、関係はさまざまです。ここでは細かい日数を断定せず、学校に確認すべき考え方を整理します。
祖父母は忌引き対象になりやすい
祖父母は、学校の忌引き規定に含まれていることが多い親族です。日数は学校によって違いますが、通常の欠席とは別に扱われる可能性が高いと考えられます。
ただし、学校によって日数や提出書類の有無が違うため、休む日が分かった時点で確認しておきましょう。
曾祖父母は1日程度を目安にしている学校もある
曾祖父母は、祖父母よりも一つ遠い親族にあたります。そのため、忌引き対象に含まれる場合でも、祖父母より短い日数になることが多いです。
小学校・中学校・高校それぞれで気になる点が違うため、詳しい考え方は関連記事で確認できます。
おじ・おば・いとこは学校によって差が出やすい
おじ・おば、いとこなどの場合は、学校によって扱いに差が出やすいところです。忌引きとして認められる場合もあれば、家庭の都合による欠席として扱われる場合もあります。
この場合も、自己判断せずに「亡くなった方との続柄」と「休む予定の日数」を学校へ伝え、どのような扱いになるか確認しましょう。
学校へはどう連絡すればいい?
親戚の葬儀で学校を休む場合は、早めの連絡が大切です。連絡方法は、学校で決められている方法を優先しましょう。
まずは保護者から連絡するのが安心
小学生はもちろん、中学生や高校生でも、忌引きに関する最初の連絡は保護者から行うと安心です。家庭の事情を含むため、保護者から伝えた方が学校側も確認しやすくなります。
伝える内容は、子どもの学年・組・名前、亡くなった方との続柄、休む予定の日、忌引きとして扱えるか確認したいことです。
連絡アプリ・電話・メールは学校のルールに従う
最近は、欠席連絡アプリやフォームを使う学校もあります。学校指定の方法がある場合は、その方法で連絡しましょう。
ただし、定期テストや出席日数、単位への影響が心配な場合は、アプリだけで済ませず、電話で直接相談した方が安心です。
必要な届出があるか確認する
学校によっては、忌引き届や欠席届の提出が必要なことがあります。口頭やアプリで連絡しただけでよい学校もあれば、後日書類を提出する学校もあります。
休み明けに困らないよう、「必要な手続きや書類はありますか」と一言確認しておきましょう。
学校への連絡例文
ここでは、親戚の葬儀で学校を休むときの連絡例文を紹介します。難しい言葉を使う必要はありません。必要なことを短く、丁寧に伝えれば大丈夫です。
電話で伝える場合
おはようございます。〇年〇組の〇〇の保護者です。親戚の葬儀に参列するため、〇月〇日は学校を休ませていただきたいと思います。亡くなったのは本人から見て〇〇にあたります。忌引きとしての扱いや必要な手続きがありましたら教えてください。よろしくお願いいたします。
連絡アプリやメールで伝える場合
〇年〇組の〇〇の保護者です。親戚の葬儀に参列するため、〇月〇日に学校を休ませていただきます。亡くなった方は本人から見て〇〇にあたります。忌引きとして扱われるか、また必要な届出があるかを教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。
テストや部活がある場合
〇年〇組の〇〇の保護者です。親戚の葬儀に参列するため、〇月〇日に学校を休ませていただく予定です。当日は定期テストと重なっているため、忌引きとしての扱いと、追試や提出物についてご相談させてください。よろしくお願いいたします。
小学校・中学校・高校で気をつけたい違い
親戚の葬儀で学校を休む場合でも、小学校・中学校・高校では、保護者が気にするポイントが少しずつ違います。ここでは、それぞれの記事へのつながりを整理します。
小学校は連絡方法や欠席扱いが気になりやすい
小学校では、保護者が担任へどう伝えるか、連絡帳にはどう書くか、欠席扱いになるのかを気にする方が多いです。
小学校で曾祖母・曽祖父母の忌引き日数や連絡方法を知りたい方は、こちらの記事で詳しく確認できます。曾祖母・曽祖父母の忌引きで小学校は何日休める?欠席扱いと連絡方法を解説
中学校は部活や定期テストへの配慮が必要
中学校では、部活、定期テスト、提出物への対応も気になりやすくなります。休み明けに本人が確認することも増えてきます。
中学校で曾祖母・曽祖父母の忌引き日数や部活・定期テスト時の連絡を知りたい方は、こちらの記事で確認できます。曾祖母・曽祖父母の忌引きで中学校は何日休める?部活・定期テスト時の連絡も解説
高校は出席日数・単位・欠課時数に注意する
高校では、通常の欠席か忌引きかだけでなく、出席日数、単位、欠課時数への影響が気になりやすくなります。
高校で曾祖母・曽祖父母の忌引き日数や単位への影響を知りたい方は、こちらの記事で確認できます。曾祖母・曽祖父母の忌引きで高校は何日休める?出席日数・単位への影響も解説
まとめ:親戚の葬儀は学校に確認すれば扱いがはっきりする
親戚の葬儀で学校を休む場合、忌引きとして認められれば、通常の欠席とは別扱いになることが多いです。ただし、どの親族まで忌引きの対象になるか、何日休めるか、必要な届出があるかは学校によって異なります。
公開されている自治体や学校の資料を見ると、父母、祖父母、兄弟姉妹、曾祖父母、おじ・おばなど、続柄ごとに忌引き日数を分けている例があります。ただし、これはあくまで一例です。実際の扱いは、通っている学校や自治体、私立校の規定を確認しましょう。
迷ったときは、亡くなった方との続柄、休む予定の日数、通夜や葬儀の日程を学校へ伝え、忌引きとして扱われるか確認しましょう。特に中学校や高校では、部活、定期テスト、出席日数、単位への影響もあわせて確認しておくと安心です。
