在中の意味!封筒への書き方!文字の色と書く位置は?

在中 気付 親展

履歴書、請求書、領収書、見積書やその他書類などを、手紙や文書に同封して送る場合には「〇〇在中」と封筒に書きます。

「〇〇在中」の意味は、
封筒の中には「〇〇が入っていますよ」ということを知ってもらうためのものです。

こうしておけば封筒の中身に早く気がついてもらえ、すみやかに事務処理をしてもらえます。

受け取る側にしても、多くの郵便物の中からあらかじめ封筒の内容物が一目でわかって、事務処理がしやすくとても便利です。

また、よく目立つことから、他の郵便物に紛れての紛失や、不要な郵便物と間違われることを防ぐという重要な意味もあります。

このような意味を持つ「〇〇在中」は、赤文字で書かれることが多いのですが、赤文字でないとダメなのでしょうか。
スタンプでなく手書きのほうがよいのでしょうか。

この記事では「履歴書在中」「請求書在中」など「〇〇在中」の封筒への書き方を解説します。

「〇〇在中」の文字は何色で書くのがいいのか

相手の注意を促すために、朱色、赤色、青色などがよく使われていますが、特に何色でないとダメ、という決まりはなく、黒色でもかまいません。

ただ、相手には、多くの郵便物の中から早く気づいてもらい処理してもらいたいわけですから、よく目立つように工夫します。

そのため、気づきやすい色として赤色とか朱色が多く使われています。

しかし目立つからといって、「請求書在中」「領収書在中」「見積書在中」に赤色が使われているのはあまり見かけません。

会社経営の場合、「赤」は「赤字」を連想させるようで心情的に使いたくないという気持ちになるんでしょうね。

実際、販売されているこれらスタンプで赤色のものは、私が調べた限りではありませんでした。そのほとんどは、青色や藍色でした。

「履歴書在中」だったら、よく目立つ「赤」がいいと思います。手書きなら、封筒が雨にぬれてもいいように油性ペンを利用するのがおすすめです。

〇〇在中は手書きでなくスタンプで押してもいいのか

答えは、どちらでも構いません。
はじめから印刷してある封筒を利用するのもいいです。

ただ、同封するものによっては、たとえば「履歴書在中」などは手書きのほうがいいかもしれません。

丁寧に手書きされたものと、スタンプで機械的に押されたり、印刷された「履歴書在中」とでは、手書きのほうが、あなたの人となりに好印象をもってもらえるかもしれません。

ただ、これは気持ちの問題ですので、あまり深く考えることもないです。

逆に「請求書在中」など、毎月必要となるものはスタンプのほうがいいです。

「請求書をだす枚数が少ないから手書きで間に合うんだ」などと勘違いされるのもシャクです。

縦書き、横書き、枠あり、枠なしと100円ショップでも多くの種類が売られています。

「〇〇在中」は封筒のどの位置に書くのか

縦書きの場合は、封筒の宛名面の左下の位置
横書きの場合は、封筒の宛名面の右下の位置

に書きます。

注意としては、宛名に近すぎない、少しはなれた位置に全体のバランスよく書いてくださ
い。

 「〇〇在中」の他によく使われる外脇付

外脇付とは、受取る人の注意をうながすために、手紙や文書・添付書類についての説明や、同封物の取り扱い方を封筒に書き示す語で次のようなものがあります。

  • 親展:名宛人本人が開封してください
    (本人以外は開封禁止)
  • 重要:重要文書、丁寧に扱ってください
  • 拝答・乞返答:返信してください
  • 至急:すぐ開封して迅速に対処してください
  • 〇〇在中:〇〇が同封されています

書く位置は「〇〇在中」と同じです。

まとめ

「〇〇在中」の意味や封筒への書き方はお分かりいただけたでしょうか。

文字の色は、赤色、朱色、青色、藍色、黒色なんでも構いません。

手書きでも市販のスタンプ利用でもいいのです。受け取る相手が、一目で封筒の内容物がわかるように目立たせてあればよいのです。

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